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ナイルバイパス計画とその波及効果

      <Nile Bypass project. >

 

 

 対象地域はスーダンである。食料の増産と、経済の発展を目標としている。 

 

  

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基本計画

 

 

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基本計画

4/5/03 8:00:15 PM JMT

 

 以下に、ナイルバイパスの基本計画を記す。

 

 図 1

 

 図1を参照していただきたい。 2種類のプランをあげた。

 プランA と

 プランB である。

 

 いづれも一部、高低差が逆になる地点があるが、数キロメートルのその様な高低逆転地域を別にすると、後は、なだらかに、斜面が続くという地形になっている。

 プランとしては、一部逆転域まで、ナイルの水を揚水し、農業用水路としてナイル川パイパス経路を作成。その周辺に農地を展開するというプランである。

 恐らくは、アスワンダム・ハイダムと同様の農業並び産業への波及効果が期待できると思われる。違いとしては、エジプトと、スーダン、ことにはスダーンの田舎の地域を対象とする為に、産業への波及効果並びに、初期投資と運用に伴う農業以外の需要の変化(増加)が、相違点として挙げられると思う。

 農業製品の積出港として、なるナイルの下流であるエジプト、地中海発、と新規の道路の作成が必要になるであろう紅海発が考えられる。地中海発のエジプト積み出しはヨーロッパ向けの市場に適しており、紅海発の積み出しはタンカーの運用実績をほぼそのまま利用できる、航路となろう。

 

プランAの場合には、

 約400キロの経路となり、地質などの問題も残るであろうが、経路沿いに長さ200メートルの畑を展開した場合には、80、000ヘクタールの新規のうちが運用可能となる。

 

 プランBの場合には、

 約250キロメートルの経路となり、同様に地質などの問題も残るが、同じく経路沿いに長さ200メートルの畑を展開した場合には、50,000ヘクタールの新規の農地が運用可能となる。

 

 

気温としては、

1月において-0.5℃から 9.5℃

           7月において、26.8℃から、40.4℃

 という、東京などとほぼ同じ気候であり、農作物としては、温帯系一般の作物が、考えられ得る。

 

 

 面積から、導き出せる、基本的な農業出力については、表2 を参照のこと。

 穀物同様に、畜産関連の生産も、期待できよう。

 

補足として、

 化学肥料系の工場

流通向けの積み出し保管基地

港湾積み出し向けの

 道路・交通機関

 積出港の整備(これについては、新規工業港プランを参照のこと)

新規農業人口向けの各施設と流通・販売基地

 

など施設の拡充画、ナイルバイパスの作成と連動したプラントとしてが考えられ得るだろう。

 

 又、同様にソーラーセルを用いた太陽光発電というカンテンからも、スーダンは優良な資源を持っていると言える。

 

 

食料の増産と輸出から来る、経済的な成長は、各国の製品に対する良い市場となりうる、だろう。これは、ことに、経済の成長と伴う新規の市場の形成というメカニズムに依存する点、大であろうが。

 

出典等 [1]

 

 

 

長さ(キロメートル)

長さ(100メートル)

幅(100メートル

延べ面積(ヘクタール)

PLAN A

400

40、000

2

80、000

 

 

 

 

 

PLAN B

250

25、000

2

50、000

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

面積辺りの収量としては、以下が期待できる。

又、副産物として作られる藁などは、20倍仮説[2] をとると,やはり評の通りとなる。これは、牧草の代わりとして運用可能な農作物とみなすことも可能であるし、工業原材料としても運用可能な農作物とみなすことも可能であろう。[3]

 

 

地域

耕地1haあたり収量(1999)(kg) [4]

 

PLAN A

PLAN B

スーダン

532

 

42,560,000

26,600,000

世界平均

3036

 

242,880,000

151,800,000

藁など

 

 

 

 

スーダン

10,640

 

851,200,000

532,000,000

世界平均

60,720

 

4,857,600,000

3,036,000,000

2

 

 

(基本計画)

 

 

 

(End of Agriculture.)

 



[1]  出典、C) 1988-2000 Microsoft and/or its suppliers.  All rights reserved.、Microsoftエンカルタ地球儀2001、から。

[2]  米などの穀物の場合、身の部分の重量は、他の部分の重量の1/20 であるという仮説。提唱者は不明だが、日本の農民であるとされている。詳しい人ならば提唱者の特定も出来るかもしれない。 近藤

[3]  これらのについては、等研究所の売店を当ってみて欲しい。現時点では、論文は無いが、新紙原材料についての運動は、かなり進んでいるし、畜産に於ける有機農法などの運動と同様に、畜産資料の改善・改良などの活動も、又盛んである。 意味が無い脚注になってしまった。 近藤

[4] 出典、世界国勢図会、2001/02 から。